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【住宅ローン審査】 個人信用情報とは?

「住宅ローンの審査を受けてみよう!」と思い立ったとき、ネットの情報や不動産会社の営業さんなどから「個人信用情報」という言葉を耳にする機会があると思います。

普段の生活では耳慣れない言葉・・・。

今日はこの「個人信用情報」についてご説明したいと思います。

「個信(こしん)」などと略されて呼ばれることもあるこの個人信用情報。

簡単に言うと、クレジットカードや分割払いなど(ここでは信用販売と呼びます)の利用履歴です。

 

現在では、「クレジットカードなんか1枚も持っていないよ」という方はむしろ少数派。

多くの方がクレジットカードや分割払いを利用していると思います。

 

・○○という限度額いくらのクレジットカードを持っている

・携帯電話を分割払いで購入した

・車のローンを組んでいる

・××というクレジットカードでリボ払いの残高がいくらある

・××というクレジットカードのリボ払いの利用可能額はいくら

 

など、クレジットカードや携帯電話の分割払いなども含めてお金の貸し借りに関する履歴や現状は、下に記載した三つの個人信用情報機関のいずれかに記録されています。

 

全国銀行個人信用情報センター(KSC)
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
日本信用情報機構(JICC)


銀行や信販会社、クレジットカード会社など、お金の貸し借りに関する会社は、この三つの個人信用情報機関のいずれかに登録しています。

銀行系のローンなどはKSC、クレジットカードはCIC、信販系や消費者金融系はJICCなど関連性の強弱はあるものの、ローンであろうがクレジットカードであろうが、利用履歴や返済履歴はいずれかに必ず記録されている、と考えてください。

全部に登録している金融機関もあれば、②と③だけに登録している、なんていう会社もあります。

 

CICを例に見て見ましょう。

クレジットカードであれば、契約した日が○年○月○日、限度額が○○万円など。

そして次々の支払いの状況が記号で記されます。

キチンと支払った月は、支払いが滞った月は、何も利用がなかった月はのマークが載ります。

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上の見本では、前年の6月と1月に「支払いが滞った」ことが分かります。

表の通り、基本的に支払い状況が記載されるのは2年間分。それ以降は新しい情報が登録されるごとに以前の情報が消えていきます。

完済したもの、解約したものなど、更新が止まったものは、その後5年間記録が残ると覚えておきましょう。

 

もしAマークが付いていたら、そのカードは絶対に解約してはいけません。

黙っていれば2年で押し出されるはずのAが、解約するとそのまま残ってしまいますからね。

携帯電話の割賦は特に注意が必要。

電話代と同時に請求されるので「分割払い」と認識しにくく、ついついローンやクレジットカードなどよりも疎かにしがちです。

例えば新規購入後、初めてのお支払い。

「口座振替にしたけれど、初回の引落としまでに手続きが間に合わなかった」なんていうケースが見受けられます。

それも立派な支払い遅延。注意が必要です。

おまけによくある「24回払い」だと、ちょうど情報の保存期間と同じ2年で完済してしまいます。

そうするとそのまま更新されなくなるので、Aマークが5年間保存されてしまいます。

ちょっとした不注意で、キズが長期間残ってしまいかねません。

 

さらに深刻なのは、「異動」という状態。

勤務先の配置転換じゃないですよ。

これは、大きなトラブルが発生したことを示す状態。

「3カ月以上支払いが滞った」なんていう事態がこれに当たります。

信用情報には【異動】と明確に記載され、この状態では住宅ローンはおろかクレジットカードの発行すらも極めて困難になります。

俗に、「ブラックリストに載った」なんて言われる状態ですね。

もちろん明確なブラックリストなんてものが存在する訳ではないですが。

 

通常、住宅ローンであろうが車のローンであろうがクレジットカードであろうが、申込みを受けた金融機関は個人信用情報を照会し、申込者の過去から現在に至る履歴を調べます。

過去に返済の遅れがないか、今現在多額の借金を抱えていないか、などですね。

 

例えばAさんがクレジットカードを申し込んだとします。

そうするとクレジットカード会社は、Aさんがどこにお勤めでいくらくらいの年収がある、というような申込人が申告した支払能力に関する内容とともに、

「Aさんが現在どんなクレジットカードを持っているのか」

「これまでにどんなローンを使用したことがあるのか」

などの情報を確認して審査するわけですね。

 

クレジットカード

「過去にクレジットカードや携帯電話の支払いを遅延してしまったので、住宅ローンの審査が通るか不安です」

こういった悩みを抱えてご相談されるお客様も中にはいらっしゃいます。

もしそのようなご不安をお持ちでしたら、上記の三つの個人信用情報機関で、ご自身の信用情報を確認してみるといいでしょう。

いずれの機関とも、窓口に行かなくともネット郵送信用情報を取り寄せることができます。

そこで確認できる個人信用情報は、住宅ローンの申し込みを受けた金融機関が審査の材料として参照する情報とほぼ同じ。

もし仮に支払遅延などの情報が登録されていたとしても、だからといってすぐにあきらめる必要はありません。

各金融機関が扱っている住宅ローン商品がさまざまあるように、審査の手法や基準も金融機関によって千差万別です。

具体的な対策を講じることができるかもしれません。

 

ただ、その状態で複数の銀行に事前審査の申し込みをすることは控えた方が良いです。

審査を依頼すれば、その銀行はあなたの個人信用情報を参照します。

つまり、それによってあなたの過去のネガティブな信用情報(延滞したという事実)をせっせと金融機関にバラまく行為に他なりません。

1回くらいの延滞なら大きな障害にはならないでしょうが、複数回ある、もしくは3ヶ月以上の延滞があるなら特に注意が必要。

「延滞した事実」をしっかりと不動産屋さんに伝えた上で、その程度によって審査通過の可能性のある金融機関を相談してみることをお勧めします。

 

たまに無責任なアフィリエイターが「審査に不安があったら、数打ちゃ当たる方式で多くの銀行に審査を申し込みましょう!」なんてバカなことを言っているケースが散見されますが、これは絶対にNG!!

「複数のローン審査を一度に受けられる」という一括審査のサイトはうまく使えば有益ですが、少なくとも個人信用情報にキズがある状態では触らない方が無難です。

そのサイトの管理人のアフィリエイトの売上には貢献できるかもしれませんが、本人にとっては百害あって一利なしですよ。